イギリスの歴史【世界史】
更新日 : 2025年8月27日

イギリスの歴史は、数千年にわたる複雑で興味深い変遷をたどってきました。以下に主要な時代ごとに簡潔にまとめます。
🏛️ 古代~中世初期
ケルト時代(紀元前~1世紀)
- ブリテン島にはケルト系の部族が住んでいた。
- 有名な例:ドルイド僧、ストーンヘンジの建造など。
ローマ支配(43年~410年)
- ローマ帝国がブリテン島を征服し、植民地化(ブリタニア)。
- 街道や都市(例:ロンドニウム=現在のロンドン)を整備。
アングロ・サクソン時代(5世紀~11世紀)
- ローマ撤退後、アングル人・サクソン人が侵入し定住。
- キリスト教が再び布教される。
ヴァイキング時代(8~11世紀)
- デーン人(ヴァイキング)が襲撃・侵略。
- 一部地域はデーンロー(Danelaw)として統治。
🏰 ノルマン・中世イングランド
ノルマン征服(1066年)
- ウィリアム1世(ノルマンディー公)がヘイスティングズの戦いで勝利し、イングランド王に。
- フランス文化・封建制度が導入される。
プランタジネット朝(12~15世紀)
- 大憲章(マグナ・カルタ, 1215):王権を制限し、法の支配を確立。
- 百年戦争(1337~1453):フランスと長期にわたる戦争。
👑 近世
テューダー朝(1485~1603)
- ヘンリー8世:カトリックから離反し、イングランド国教会を設立。
- エリザベス1世:文化の黄金期(シェイクスピアなど)&スペイン無敵艦隊撃破(1588)。
スチュアート朝と清教徒革命(1603~1688)
- 王と議会の対立が激化。
- クロムウェルによる共和制(1649~1660)⇒王政復古へ。
- 名誉革命(1688):ジェームズ2世追放、立憲君主制の基盤が整う。
🏭 近代
18~19世紀:大英帝国と産業革命
- 世界最大の植民地帝国へ(「太陽の沈まぬ国」)。
- 産業革命(18世紀後半~):工業化・都市化が進む。
- 1832年選挙法改正:議会制民主主義への一歩。
🌍 現代
第一次・第二次世界大戦(20世紀)
- 第一次世界大戦:莫大な人的・経済的損失。
- 第二次世界大戦:ナチスと戦い勝利、だが帝国は衰退へ。
戦後~現在
- 1945年以降:福祉国家として再構築。
- 1973年:EU(当時のEC)加盟 ⇒ 2020年:ブレグジット(EU離脱)。
- 現在:立憲君主制と議会制民主主義を堅持しつつ、多文化国家として変容中。
補足
- 現在の国王:チャールズ3世(2022年エリザベス2世死去後に即位)
- イギリスは「イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド」の連合王国(UK)
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