戦争の原因と解決
更新日 : 2025年6月26日

【現役高校生へ】戦争はなぜなくならないのか?―受験にも通じる本質的な問い
ニュースを見ていて、ふと「なんで戦争ってなくならないんだろう?」と感じたことはありませんか?
日本は平和な国ですが、世界では今もどこかで争いが起きています。
そしてこの問い、実は大学受験に出るような重要テーマなんです。現代文・小論文・倫理・政経──あらゆる場面で「考える力」が問われます。
今回はこのテーマを、高校生にもわかりやすく、深く掘り下げてみましょう。
1. 戦争は「人間の本能」から生まれる?
人間には、「仲間を守り、外の敵を警戒する」という進化的本能があります。
これは戦争をしたいからではなく、「不安」や「恐怖」から来る行動なんです。
たとえば…
- A国「B国が攻めてくるかもしれないから軍を増やそう」
- B国「A国が軍を増やしたぞ、うちも増やさなきゃ」
こうして、お互いが不安だからこそ準備する → 結果的に争いが始まる。
これを「セキュリティ・ジレンマ」と呼びます。
2. 国家間には「ルールを強制する力」がない
私たちの日常には警察や裁判所があります。でも国と国の間にはそれがありません。
つまり、国際社会は“無政府状態(アナーキー)”なんです。
だからこそ、「話し合い」だけではどうにもならない場面もあり、軍事力や経済制裁に頼ることになります。
3. 戦争には「儲かる仕組み」もある?
意外かもしれませんが、戦争によって利益を得る企業や国家も存在します。
- 武器をつくって売る企業
- 戦争で景気が回復する国
- 国内の不満を「外の敵」に向けて結束を高める政治家
…など、「平和=全員が得する」ではない現実があるのです。
4. 歴史や宗教が争いを引きずる
パレスチナ問題、日韓の歴史問題、ロシアとウクライナ──
多くの戦争は、昔の争いや被害の記憶がずっと尾を引いています。
片方にとっては「正義」でも、もう一方にとっては「侵略」。
どちらも“自分こそ正しい”と思っている。
その「正義 vs 正義」の衝突こそ、戦争の根本にあります。
5. 現代の戦争は「見えにくく」なっている
戦車やミサイルだけが戦争じゃありません。
- 情報戦(フェイクニュース)
- サイバー戦争(ネット攻撃)
- 経済戦争(制裁の応酬)
こうした見えない戦争は、現代の高校生の生活にも密接につながっています。
おわりに|「戦争をなくす」には、まず知ることから
「戦争は怖いからなくしたい」
そう思う気持ちは大事ですが、それだけでは変わりません。
まずは「なぜ戦争が起こるのか」を正しく理解すること。
そして、自分の言葉で語れるようになること。
それが大学受験でも、将来の世界でも必ず役立ちます。
✏️ 現論会千葉駅前校からのメッセージ
大学受験は、単なる暗記ゲームではありません。
社会の現実を知り、考え、自分の意見をもてる人が、未来を変えるのです。
現論会千葉駅前校では、参考書ベースの学習に加え、こうした社会を考える力も大切にしています。
あなたも、「なぜ?」と深く考える力を、ここで一緒に育ててみませんか?
🎓 関連科目で活用できる例
- 現代文:池上彰『戦争を考える』などで評論対策
- 小論文:「戦争を防ぐにはどうすべきか」というテーマ頻出
- 倫理・政経:国際政治理論(リアリズム/リベラリズム)や人間観に直結