政経選択ってアリ?
更新日 : 2025年6月19日
政経(政治・経済)を選ぶことは「あり」かどうか…結論から言うと、志望校の受験科目に合っていて、政治経済の内容が自分に合うなら十分アリです。
🎓 なぜ政経を選ぶ人が増えている?
✅ 理由1|効率の良さ
政経は、他の社会科目(日本史・世界史・地理)に比べて、暗記量が少なく短期間で得点源にしやすいのが特徴です。
→ 特に私立文系志望者にとっては「最速で社会を固められる」選択肢。
✅ 理由2|他の科目に時間を割ける
英語・国語と比べて配点が低いケースが多く、社会にあまり時間をかけられない生徒には都合が良いです。
⚠️ でも落とし穴もある
❌ 出題が意外とムズい(特に共通テスト)
- 「政治経済=暗記だけ」は誤解。
- 時事問題・グラフ読解・因果関係の理解など、応用力が問われる。
特に共通テストでは、
「単なる用語暗記」では通用しない問題構成
になっており、「知識をどう使うか」の力が必要です。
🏛️ 政経で受験できる大学は?
難易度帯 | 受験可能な主な大学(※学部によって異なる) |
---|---|
早慶 | 早稲田(法・商など一部学部)※慶應は政経NG |
MARCH | 中央・法政・明治(学部による)・青学・立教(観光など) |
日東駒専 | 日本・東洋・駒澤・専修(多くが政経可) |
国公立 | 都立大、横国、埼玉大、金沢大、広島大など(共テ利用型) |
🧠 難易度と対策法のリアル
💡 共通テストの得点分布(2024年例)
- 日本史B:平均64点
- 世界史B:平均63点
- 政治経済:平均57点(やや低め)
→ 平均が低い=「ミスる人が多い」「差がつきやすい」ということ。
うまくハマれば、一発逆転の科目にもなり得ます。
🧭 こんな人におすすめ
向いてる人 | 理由 |
---|---|
時事や経済に興味がある人 | ニュースと関連づけて学びやすい |
暗記より理解派の人 | 法律・制度・経済の“構造”が問われる |
国立併願を視野に入れている人 | 共通テスト利用の国立大学にも有効 |
社会をコンパクトに終わらせたい人 | 効率良く高得点を狙える |
📚 勉強法:政経で差をつけるには?
① 教科書や参考書を「仕組み理解」ベースで読む
- 漠然と暗記せず、「なぜこうなる?」を常に意識
- 例:「日銀が金利を下げると、どう景気に影響する?」など
② 問題演習は早めにスタート
- センター過去問・共通テスト形式の演習を高2の終わりからでも着手可
③ 最新時事は“点を伸ばす鍵”
- 政経は「現実に起きたこと=出題されやすい」科目
- ニュースをまとめた本やYouTube、アプリでのインプットが有効
🎯 まとめ|政経選択は「戦略型科目」
- 政経は「一見お得、でも中身は戦略的」な科目
- 手を抜けば痛い目を見るが、ハマれば最速で得点源に
- 志望校・自分の得意不得意・配点バランスを見極めて決めよう
以下に、政経選択者におすすめの参考書・問題集をレベル別に厳選して紹介します。現論会の指導方針(参考書ベース×理解重視)とも相性の良いものです。
🔰【入門〜基礎】まずは全体像をつかみたい人へ
① 一冊で政治・経済が面白いほどわかる本(中経出版)
- 教科書がわかりにくい人向けの読みやすい解説書
- 図解や語り口がやさしく、最初の1冊に最適
✅ 現論会でも「最初に1周読む用」におすすめされることが多いです。
🧠【共通テスト対策】得点力を上げるなら
② 共通テスト過去問研究 政治・経済(教学社・赤本)
- 最新の出題傾向を知るには最適
- 過去5〜6年分の本試・追試を収録
③ 面白いほどわかる!共通テスト 政治・経済(KADOKAWA)
- 教科ごとの要点整理が秀逸。
- 時事・グラフ問題への対策もある。
📌 共テ向けは「過去問→理解補強→演習」の順が鉄則です。
📘【応用・私大レベル】MARCH・早慶も視野に入れるなら
④ 政治・経済の点数が面白いほどとれる本(中経出版)
- 本番レベルの記述・論理問題を含む解説付き
- 特にMARCH以上を目指す生徒には定番
⑤ Z会 政治・経済 入試精選問題集
- 私大&国公立二次の過去問演習に
- 解説が非常に丁寧で、理解を深めながら実力UP可能
📰【時事対策】最新テーマに不安がある人に
⑥ ニュースが面白いほどわかる本(毎年出版・中経出版)
- 出題頻度の高い「選挙制度」「金融」「外交」などを網羅
- 時事テーマを感覚で理解するのにぴったり
⑦ 高校政治・経済 パワーアップ版 現代社会用語集(山川)
- 辞書的に使える用語集
- 現論会でも「復習用」として推奨
🎓 現論会的おすすめルート例(偏差値55→MARCH)
- 『一冊で面白いほどわかる』を1週間で通読
- 『共通テスト過去問』を解きながら要点を整理
- 『Z会精選問題集』で応用演習
- 『用語集+時事対策』で知識補強
☑ 迷っているあなたへ
「政経、ちょっと興味出てきたけど自信ない…」
そんな人には、「一冊で政治経済が面白いほどわかる本」などの入門書を1日読んでみることをおすすめします。理解できるか、興味を持てるか。それが最初の判断軸です。
🏫 政経選択で差をつけたいなら、現論会千葉駅前校へ
政経は「効率よく高得点が狙える」一方で、出題傾向を読み解き、対策を誤らないことが何より大切な科目です。
現論会千葉駅前校では、
✅ 科目選択の個別相談
✅ 政経のインプットと演習のバランス設計
✅ 時事対策や思考型問題へのアプローチ法
など、一人ひとりの志望校と得意不得意に合わせた“戦略的な学習プラン”を立てられます。
参考書を中心に進めつつ、週1回のコーチングで進捗と理解度を確認できるので、
「政経の学習が止まったままになる…」なんてこともありません。
📍「政経選択、いけるかも」と思ったその時が動くタイミングです。
まずは現論会千葉駅前校の無料学習相談へ、お気軽にどうぞ!
【無料相談受付中】
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