ジョージアの歴史【世界史】
更新日 : 2025年10月7日

ジョージア(Georgia、グルジア)の歴史をざっくりと整理します。
古代
- コルキス王国(紀元前13世紀頃~紀元前1世紀):黒海東岸に栄えた王国。ギリシア神話の「金の羊毛」伝説で有名。
- イベリア王国(紀元前4世紀頃~5世紀):東ジョージアに成立。紀元4世紀にキリスト教を受容し、世界最古級のキリスト教国家のひとつとなる。
中世
- アラブ支配(7世紀~11世紀):イスラーム勢力の支配を受けるも、キリスト教信仰を維持。
- 統一王国の成立(11世紀後半):バグラティオニ王朝の下で統一。
- 黄金時代(12世紀~13世紀):女王タマル(在位1184~1213)の時代に最盛期。領土拡大、文化の繁栄。
近世
- モンゴル侵入(13世紀):国力衰退。
- ティムールの侵攻(14世紀):荒廃が進む。
- オスマン帝国とペルシアの狭間(16世紀以降):小王国に分裂し、両大国の影響を受ける。
近代
- ロシアとの接近(18世紀末):イランやオスマンの圧迫を避けるためロシアに保護を求める。
- ロシア帝国編入(1801年以降):東ジョージア併合、その後西ジョージアもロシア領に。
20世紀
- 短期的独立(1918~1921):ロシア革命後、ジョージア民主共和国として独立。
- ソ連加盟(1921):赤軍侵攻によりソビエト連邦へ。
- ソ連時代:産業化が進むが、民族抑圧も存在。スターリン(実はジョージア出身)が大きな影響を及ぼす。
現代
- 独立回復(1991):ソ連崩壊とともに独立。
- 内戦・分離独立問題:アブハジア、南オセチアで武力衝突。現在も「凍結紛争」として残る。
- バラ革命(2003):シェワルナゼ政権崩壊、サーカシヴィリ政権が誕生。民主化・西欧志向を強化。
- ロシアとの戦争(2008):南オセチア紛争でロシアと軍事衝突。ロシアはアブハジア・南オセチアを独立承認。
- 現在:EU・NATO志向を強めつつ、ロシアとの緊張が続いている。
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