バラ戦争【世界史】
更新日 : 2025年9月17日

薔薇戦争(Wars of the Roses)は、15世紀後半のイングランドで約30年間(1455年〜1485年)続いた王位継承をめぐる内乱です。ヨーク家(紋章に白バラ)とランカスター家(紋章に赤バラ)が対立したため、この名前で呼ばれています。
背景
- プランタジネット朝の王位継承問題が発端。
- ランカスター家のヘンリー6世は精神的に不安定で、政権運営に混乱が生じた。
- 王位継承権を持つヨーク家が王権を主張し、武力衝突に発展。
主な戦いと流れ
- 第一次セント・オールバンズの戦い(1455)
薔薇戦争の始まり。ヨーク家が勝利。 - タウトンの戦い(1461)
ヨーク家が大勝し、エドワード4世が即位。 - その後、ランカスター派の反撃や内紛で両家の勢力は何度も逆転。
- ボズワースの戦い(1485)
ヨーク家のリチャード3世が敗死し、ランカスター家の血を引くヘンリー・チューダー(後のヘンリー7世)が勝利。
結果と影響
- ヘンリー7世が即位し、チューダー朝を開く。
- ヨーク家のエリザベスと結婚することで両家を統合し、争いに終止符を打った。
- 封建貴族の力が弱まり、王権が強化されるきっかけとなった。
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