高校1・2年生必見!定期テストを「忘れない知識」に変える復習術
更新日 : 2025年10月17日
こんにちは!現論会赤羽校です。
皆さん、定期テストが終わり、ホッと一息ついている頃でしょうか。しかし、現論会ではテストが終わった今こそが、受験勉強の正念場だと考えています。
なぜなら、人間の脳は驚くほど物忘れが早いからです。ドイツの心理学者エビングハウスによると、人は学習後20分で42%、1日で74%もの内容を忘れてしまうとされています(いわゆる「忘却曲線」)。テストのために詰め込んだ知識のほとんどは、次の模試までには跡形もなく消え去ってしまうのです。
この「忘れる前提」を理解した上で、高校1・2年生の皆さんがやるべきことはただ一つ。「短期記憶を、受験まで持ちこたえる長期記憶に変える」ことです。
今回は、現論会赤羽校が指導する、「記憶の科学」に基づいた、最も効果的で再現性の高い定期テストの復習術をご紹介します。

ステップ1:忘却曲線に対抗せよ!「定着のための黄金ルーティン」⏱️
まずは、テストで間違えた内容を脳に定着させるための、絶対的な「復習のタイミング」を確保します。これが受験まで知識を保持する第一歩です。
- 【即日】テスト返却のその日のうちに(理解の定着)
- 行動: 間違いの理由を解説で理解し、納得する。
- 目的: 問題の解き方や概念のつながりが最も鮮明なうちに、「なぜ間違えたのか」を論理的に整理します。
- 【翌日】学習から24時間以内に(一時的な再固定)
- 行動: 間違えた問題と、その周辺知識を「解答を見ずに」もう一度解き直す。
- 目的: 脳が忘れ始めるタイミングで、あえて思い出す作業を行い、一時的な記憶の定着を強めます。
- 【週末】1週間以内に(長期記憶への移行開始)
- 行動: 再度間違えた問題と、類題をセットで解く。
- 目的: 記憶を長期に移行させるために、複数回のインプット(解説を読む)とアウトプット(解く)を繰り返します。
ステップ2:知識を定着させる最強の技術「検索練習(テスト効果)」💡
単に「解説を読む」だけでは、知識は定着しません。皆さんがやるべきなのは、解説を読むインプット学習ではなく、知識を「脳から引っ張り出す」練習です。これが「検索練習(Testing Effect)」呼ばれる、科学的に効果が証明された学習法です。
🧪 1.「テスト直し」を「模擬テスト」に変える
- 具体的な方法: テストで間違えた問題を解き直す際、解答やノートを一切見ない状態で解き切ります。途中で詰まってもすぐにヒントを見ず、「どこまで自力で思い出せるか」に挑戦してください。
- 受験意識: 入試本番は、ヒントも解説もない「検索練習」の場です。日頃から脳に負荷をかけ、「思い出す力」を鍛えることが、得点力に直結します。
🧪 2.間違えた理由を「問題文から検索」する
- 具体的な方法: 間違えた問題は、「どの単語」「どの公式」「どの解法」の知識が欠けていたために解けなかったのかを、問題文に直接書き込みます。
- 受験意識: このプロセスは、入試の際に「問題文のどこに、どの知識を使うべきか」という知識のタグ付けを行う練習になります。知識が単発でなく、問題と結びついて使える状態になります。
🧪 3.「暗記分野」は「口頭再現」でアウトプット
- 具体的な方法: 社会や理科の暗記分野、英単語などで間違えた箇所は、誰かに説明するように、声に出してその知識や流れを再現してみましょう。
- 受験意識: 口頭で説明できるレベルの理解こそが、「知識の完全定着」の証拠。模試の記述問題や論述問題への対策にもなります。
ステップ3:復習を「受験管理」に組み込む現論会流テクニック🔗
定期テストの復習を「一度きりの作業」で終わらせないことが、高校1・2年生にとって最も重要です。現論会では、復習した知識を志望校まで持続させるための「仕組み作り」を徹底指導します。
📚 1.「弱点マップ」の作成
- 方法: 定期テストで間違えた単元(例:数学IA「二次関数」、英文法「仮定法」)を、志望校で使用する予定の参考書(例:チャート式、ネクステなど)の目次にマーカーや付箋で印をつけます。
- 目的: 定期テストの弱点を、今後の学習カリキュラム全体に反映させます。高3になってから「ここも苦手だった!」と慌てるのを防ぎます。
📚 2.模試前の「重点復習リスト」化
目的: 定期テストで得た「生きた弱点情報」を、模試や入試に向けた「直前対策教材」として活用しま す。
方法: 復習ノートや弱点マップを、模試の直前に見直すルーティンを確立します。特に、前回の模試で成績が振るわなかった分野と、今回の定期テストで間違えた分野を重ねてチェックします。
まとめ:小さなテスト直しが、大きな合格力になる!🔥
定期テストの復習は、面倒に感じるかもしれません。しかし、今回ご紹介した科学的な復習法は、単に点数を上げるだけでなく、「自力で知識を定着させる力」という、受験生として最も重要なスキルを養います。
現論会赤羽校では、あなたの「忘却曲線」を撃破し、「受験まで忘れない知識」にするための徹底した学習管理と、復習スケジューリングを行っています。
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