現論会は月4回のコーチング=授業を行います。授業は90分。最初の30分は1週間勉強してきたことの小テスト。その次の30分は小テストの結果を受けてトレーニングをします。最後の30分に次週の計画を立てて目標を宣言してもらいます。

生徒さんには小テストで満点が取れるように、勉強の完成度をできるだけ高めてから授業に来るように伝えています。「満点が当たり前」というスタンスです。間違えたところは理解や記憶が曖昧なわけですから、授業時間内で出来る限りトレーニングし理解や記憶を深めてもらっています。毎週の小テストに向けて勉強の完成度を高める・・・このサイクルがチカラになります。

小テストで100点でも1カ月も経てば半分ぐらい忘れているかもしれません。しかし小テストで70点や80点というような理解や記憶が浅い人は1カ月もすればナニも頭に残っていないもの。これではまたゼロからの積み上げになってしまいます。小テストに向けて勉強の完成度を高めることができない人は、勉強の積上げがなかなかできないのです。

小テストで100点満点の人にも容赦はしません。過去の模試で間違えた苦手問題を繰り返しトレーニングしたり、何回か前の小テストの問題を出して理解や記憶が積み上がっているか確認します。「分かった？」と聞いて「分かりました」と答える生徒さんには、「じゃあ言葉で説明してみて」と言ってコーチにレクチャーしてもらうことも。言語化するのは意外に難しいものですが、これがすごくいいトレーニングになります。

現論会広島駅前校が理想としているのは、こんな感じでチカラを積み上げていくサイクルをガンガン回すことです。小テストの得点が高位安定してきたある生徒さんは、模試や学校のテストでもいい成績を取るようになってきました。（亀）