東大難関大受験専門塾 現論会

【最新情報】共通テストと英検の関係は?各大学での使用はある?

更新日 : 2020年4月8日

2020年大学入試制度改革の大きな柱であった英語民間試験の活用。

ただ、不平等な受験機会や成績レベルの不一致に対する批判が噴出したことにより、文科省は2020年からの導入を見送ることになりました。

これにより2020年の大学入試では、どのような影響があるのか、国公立大の対応を含めてまとめていきます。

英検の活用予定

まず、英検が共通テストや国公立大学の入試でどのように使われる予定であったかについてまとめていきます。

今回の英語教育改革においては英語における4技能全てを試験できる体制を作ることが大きな目的でした。

ただし、スピーキングを中心とする一部の技能は大学入試センターが行える試験では限界があります。

これを打破するために、民間試験を用いることになったのです。

当初予定されていた民間試験は下記の7つ。

また、使用される英検の特徴は普通のものと多少異なっていました。

英検にはこれまで行われてきた方式(従来型)に加えて、コンピューター上で受ける英検CBT、大学入試英語成績提供システムのために登場した英検2020 1 day S-CBT、英検2020 2 days S-Interviewの4方式があります。

新しい3方式は全て、技能別の実施方式(PBT/CBT方式)が異なる点以外は、問題形式、難易度、級認定、CSEスコアの取得等すべて同じです。つまり、テストの受け方が違うだけで、同じ資格が得られる試験なのです。

英検CBTは内容は従来の英検と同じ試験ですが、CBT「Computer-based Testing」の名前の通り、リーディングテスト、リスニングテストはマウス操作、ライティングテストはタイピングによる解答となります。録音式となるスピーキングテストを含めて試験の全てをコンピュータに対して行うため、コンピューター操作が得意な方にオススメできる方式です。

英検2020 1 day S-CBTは「大学入試英語成績提供システム」で利用できる新しい方式で、リーディングテスト、リスニングテスト、ライティングテストは解答用紙にマークまたは記述する形式を取りつつ、スピーキングテストを録音式として1日で4技能を測ることができるものです。

これら民間試験のテストは文科省と大学入試センターが作成するシステムにおいて管理され、各大学に配布される予定となっていました。

しかし、これら全ての延期が決まり、2024年度からの導入に向けて調整されることに。

ここまでに二次試験にて英語民間試験を使用すると発表していた大学も、こうしたシステムの使用ができなくなることにより、使用を延期することもあり、対応に追われている印象です。

英検を使える国公立大学

文科省の延期発表を受けて、11月29日に国公立大学が次々と英語民間試験の使用に関する対応を発表しました。

そこで、使用を明言した国公立大学は16校。

全学部で使用すると発表した大学は以下の5校です。

  • 東京海洋
  • 広島
  • 九州工業
  • 佐賀
  • 鹿児島

また、一部の学部で使用すると発表した大学の中には、旧帝大である九州大学や千葉大学が含まれています。

一覧としては

  • 秋田
  • 千葉
  • 茨城
  • 東京芸術
  • 金沢
  • 福井
  • 大阪教育
  • 山口
  • 九州
  • 長崎
  • 宮崎

そして、東京工業大学・お茶ノ水大学などの大学が当初使用の予定でしたが、それを取りやめることを発表しています。

東京大学や京都大学ではもともと使われない予定でありました。

注意すべきは、これらは一般入試における対応であり、筑波大学など推薦入試など別の入試形式では使用することを決めている大学もありますので、該当者はチェックをしておく必要があります。

そして、使用される大学では、個人が自分の成績を送付しなくてはいけない事が多く、こうした手続きもその詳細をチェックしておく必要があります。

そして難しいことに、上記に書いているものも状況がどんどんと変わっています。

最終的には、文科省のWebサイトから最新の情報をダウンロードして確認するようにしてください。

イレギュラーな事が多く、対応に追われてしまうと思いますが、丁寧に確認と対策を行い、手続きに困らないようにしておく必要があります。

情報収集に努めましょう!

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