(続)眠気対策を深堀してみました!
更新日 : 2025年5月28日

現論会千葉駅前校より
勉強と眠気の関係は永遠のテーマ。つねってばかりではいけません。「勉強中の眠気対策」を科学的・実践的に深掘りしていきますね。眠気の原因を理解し、それぞれに合った対策をとることがポイントです。
🧠【眠気の原因】を知る
1. 単調な作業による脳の退屈
→ 同じことを続けると脳が刺激不足になり、眠気が出ます。
2. 血糖値の変動
→ 食後や甘いものを食べた後は、血糖値が上がってその後下がることで眠気がきます。
3. 酸素不足・血流の低下
→ 長時間座っていたり、浅い呼吸が続くと、脳への酸素供給が減って眠くなります。
4. 体内時計のリズム(概日リズム)
→ 午後2時前後は自然と眠くなる時間帯です。
✅【眠気撃退テク】実践編
◉ 1. 〈身体を動かす〉
- 30分に一度は立ち上がってストレッチ:血流が改善され、脳に酸素が届きやすくなります。
- ジャンプやスクワットも効果的:心拍数が上がると交感神経が活性化。
👉 おすすめ:ポモドーロテクニック
25分勉強 → 5分休憩で「動く」ことを習慣に。
◉ 2. 〈感覚刺激を与える〉
- 冷水で顔を洗う/手首を冷やす:物理的に目が覚める
- ミント系ガム・飴を使う:刺激によって交感神経が優位になりやすい
- 好きな音楽を小さめに流す(歌詞なし推奨):リズムが脳を刺激
◉ 3. 〈頭の使い方を切り替える〉
- インプット → アウトプット
例)読むだけ → 声に出す・書く・説明する - 教科を変える/問題演習に切り替える:脳の別領域を使う
👉単調にならないように「脳に変化球を投げる」のがコツ。
◉ 4. 〈短時間仮眠〉=パワーナップ
- 10〜20分の昼寝は最強(NASA研究でも実証済)
- ポイント:
- 横にならなくてもOK(机に伏せるだけでOK)
- タイマーは必須(寝すぎ注意)
👉 仮眠前にコーヒーを飲むと、目覚めた頃にカフェインが効いて覚醒力UP!
◉ 5. 〈集中力を持続させる環境づくり〉
- 室温:やや低め(20〜22℃)が最適
- 照明:明るく白い光(昼光色)
- 姿勢:前かがみにならないよう背筋を伸ばす
👉 姿勢が崩れると、呼吸も浅くなり、眠気を呼びます。
🌟応用テク:習慣の見直し
- 夜更かしを避け、**質の良い睡眠(7時間以上)**をとる
- 食事を見直す(高GI食品を避け、血糖値の乱高下を防ぐ)
- 勉強する時間帯を自分の集中しやすい時間帯に固定する
📌まとめ:眠気対策3ステップ
- 予防(睡眠・食事・時間帯の調整)
- 感知(眠気に気づいたらすぐ対処)
- 対処(体を動かす/脳を切り替える/仮眠をとる)
