英検利用の勧め
更新日 : 2025年5月6日

百聞は一見に如かずで、多くの千葉駅前校の受験生が挑戦している、英検S-CBT試験を実際に受けてきました。
いつでもうけれて、1日で4技能が終わるのでとても便利です。こういうCBTは久しぶりです。少し緊張しました。
ただ、問題点もいくつか。
いきなりスピーキングが始まりますが、ヘッドフォンをつけているとはいえ、同じ部屋で防音もなく一斉にスタートするのでびっくりしました。隣は小学生のようですが、帰国子女のようで、大きな声で英語をしゃべっているため、自分のほうに集中できなく、あせってしまい半分聞こえませんでした。スピーキングは部屋が分かれるとか防音措置があると想像していたので、面食らってしまいました。これは慣れるしかなさそうです。
リスニングやリーディングは、あまりペーパーベースとの違いは感じません。CBTに慣れていないと、目が紙ではなく、画面を追うので、落ち着かないかもしれません。紙と違って行ったり来たりが不自由かも。初めてで慣れていないため、質問の先読みや、後でまとめて回答を確認するために、全体を俯瞰できるページがチュートリアルにあったようにはでてきませんでした。
ライティングは紙でもコンピュータでも選べますが、タイピングが問題ないなら、書き直しが容易なコンピュータがいいでしょう。ただ、どうしても%がだせなくて、percentとタイプしました。キーボードが日本用ではないので、いつものPCのようにはタイプできないかも。
まずは、予約して受けてみましょう。予約しないと焦って勉強しないし、受けてみないと何も始まりません。
特に高校1、2年生は英検を英語の勉強のステップにしていくと、大学受験にも大いに役立つでしょう。着実に進めて準1級まで取ってしまえば、英検の勉強はいったん終了です。大学受験は準1級までで必要十分です。1級は単語などがマニアックなため必要ありません。そこまでいけば他の科目を勉強しましょう。
英検(実用英語技能検定)は、日本の多くの大学で入試において利用できる英語資格の一つです。大学受験における英検の利用について、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう:
✅ 英検の大学受験での主な利用方法
- 英語試験の免除・得点換算
- 一定の級(たとえば準1級や2級など)を取得していると、英語の筆記試験が免除されたり、満点換算されたりすることがあります。
- 出願資格の一部として利用
- 総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)で、英語力を証明するための資料として英検が求められることがあります。
- 加点対象
- 一般入試でも、英検を持っていることで英語の点数に加点されるケースがあります。
- CEFR(セファール)対応のスコア利用
- 最近は、英検CSEスコア(英検のスコア化された点数)がCEFRレベルと対応しているため、他の英語試験(TOEFLやIELTSなど)と同様に扱われることもあります。
🏫 対応している主な大学(例)
- 国公立大学
- 一部の大学・学部で、英検準1級・1級の取得を条件に英語試験免除や得点換算あり
- 私立大学
- 早稲田、慶應、上智、立命館などで利用例あり(学部・年度によって異なる)
📌 注意点
- 年度や学部ごとに条件が違うため、必ず**各大学の「入試要項」や「英語外部検定利用一覧」**を確認してください。
- 英検は利用できる級・スコアの有効期限(通常2年以内)がある場合が多いです。
- 一次試験合格(筆記)だけでは対象外になる場合があり、「英検CBT」「英検S-CBT」のように4技能(読む・聞く・話す・書く)を満たしている必要があります。